今回はほどがや市民活動センター アワーズのセンター長 吉弘 初枝さんにお話を伺います。
三浦)こんにちは。今日はよろしくお願いします。吉弘さんの現在のお仕事について教えてください。
吉弘さん)ほどがや市民活動センター アワーズで勤務しています。ここでは人と人、人と街、団体同士をつなげる活動をしています。街の魅力がアップしたり課題解決につながったりしています。最近は企業からの相談も増えました。地元のお店が活動団体と一緒に参画できる事業を通して地域活動に関わってもらう機会を作っています。
また街の学習応援隊というものがあり、自分が学んだ事を活かして他の方のお手伝いをしたい、誰かの役に立ちたい人とこんな事ができる人を探しているという団体とのマッチングのサポートを行っています。
今日もこちらに来ている団体で中国語を勉強しているグループのメンバーが、日本語教室に来る中国の方たちに教えたりしています。
他にも地産地消のグループがあり、地元のおいしい野菜を消費者に知ってもらうため、複数のお店の店頭で定期的に販売したり、「ほどがや弁当」を開発し販売をしています。
皆さんが地域で人の為、社会の為にやってみたいと思う事があれば是非相談に来て下さい。1人では難しい事も人が集まればできる事があります。一緒に考えて市民の皆様が活躍できる、輝ける場を作れたらと思っています。
三浦)うんめぇもん市(K2)との出会いを教えて下さい。
吉弘さん)K2とお好み焼ころんぶすの事は知っていて、お店の料理もとても美味しいと思っていました。うんめぇもん市との出会いは磯子の
『横浜市社会教育コーナー』にいた時に知ったのがきっかけです。磯子にいた時は近かったので、色々なイベントに参加させて頂きました。
三浦)3.11東日本大震災の日は何をされていましたか。
吉弘さん)講師で江戸川区にいて、その最中に地震が起きました。停電もなくバスも動いていました。講習に来た生徒たちを帰し事務所のテレビを見たら愕然としました。あの津波の映像が流れていて、これは大変な事が起きているとわかりました。電車は動いていないし、帰れないのでビジネスホテルに泊まろうとしましたが、電話が繋がらないので事務所の職員にホテルを探してもらい、何とかその日は泊まる事ができました。あの3月の寒い中、たくさんの人が階段や通路で座っていました。帰れない、泊まるところがない、連絡が取れない、都会の流れが止まってしまった状態を見ました。
震災の現地の方がどれだけ怖い思いをされたのか、本当に言葉では言い表せない出来事でした。
以前に参加した『うんめぇもん市交流会』では石巻での若者の活動の様子や石巻の様子を知る事が出来ました。今はうんめぇもん市のフェイスブックを見て、いいね! しています。
三浦)うんめぇもん市のお気に入りのお弁当や物産を教えてください。
吉弘さん)以前にデリバリーをお願いしていた時にはお昼ご飯に石巻のり弁当、夕飯に金華鯖の一本鮨をよく頼んでいました。石巻のり弁当は石巻のさんまの蒲焼、コロッケは貝ひもの塩麹コロッケが好きです。
ちくわの磯部揚げ、きんぴらごぼうとおかずたっぷりで嬉しいです。コスパもいいですね。
物産では和風わかめスープが一番好きで、簡単で美味しいです。
パン屋のオヤジのコッペパンも好きです。先日のイベントではパン屋のおやじのコッペを販売しましたが、大好評でした。
三浦)最後に読者の皆さんへ一言、またうんめぇもん市への応援メッセージをお願いします。
吉弘さん)読者の皆様には会場にぜひ足を運んで、石巻の美味しいお弁当や物産を買って食べて欲しいです。どのお弁当も美味しいですが、私は石巻のり弁当をおすすめします。
うんめぇもん市の皆様には是非市役所、区役所での開催を頑張ってください。これからも引き続き応援しています!
三浦)今日はありがとうございました。