うんめぇもん応援団 応援ファイルNo.76 うんめぇもん応援団突撃インタビュー

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岩本)現在、こども青少年局で担当されているお仕事を教えて下さい。

金子さん)若者自立支援をはじめ青少年指導員、青少年関連施設(青少年の地域活動拠点、青少年育成センター、野島青少年研修センター、青少年野外活動センター、横浜こども科学館など)、青少年関連団体((公財)よこはまユースや子ども会など)等、「青少年」に関する全般を担当しています。
松田さん)主にうんめぇもん市開催の調整や、うんめぇもん市を支援プログラムとして位置付けている「よこはま型若者自立塾」事業の運営・契約事務手続きを担当しています。

岩本)今回石巻に訪問された感想を教えて下さい。

金子さん)ジョブキャンプの初日、二日目にメンバーにお会いしました。9人と思ったより多く、メンバー間もまだぎこちない感じもありましたが、キャンプが終わるころには皆それぞれどのように変わっていくのかな?と思い、キャンプ終了後のメンバーにまた会ってみたいです。
石巻までの道中、強風のため電車が止まりました。その区間の線路は海から離れたところにあるのですが、海から線路まで建物が何もない。だからそんなに強風?と思うような日でも海風が直撃して危険なんだと気づきました。何もなくなったまま、という状態を目の当たりにすると、復興なんてまだまだ、と改めて感じました。
松田さん)「よこはま型若者自立塾」事業の担当をさせて頂いて半年になりますが、実際に支援されている様子や、参加者の方々が活動されている現場を見たのは初めてでしたので、とても感動しました。
東日本大震災の被災地に伺ったのも、今回が初めてでした。K2のスタッフに被災地を案内していただき、当時の津波がいかに怖いものであったのかを教えて頂きました。特に、門脇小学校跡を拝見させて頂いた時は、その損傷のすごさから、言葉を失ってしまいました。被災から8年経ちましたが、被災地ではまだ工事や建設作業が続いており、本当の復興にはまだ時間がかかるように思いました。被災地のために自分に何ができるのか、改めて考えるきっかけになりました。

岩本)K2石巻の活動について感じた事を教えて下さい。

金子さん)(株)木の屋石巻水産で、K2石巻のメンバーが働いている姿を見学してきました。社長を始め工場の皆さんがメンバーのことを常に気にかけてくださっていて、温かい素敵な職場だと思いました。一方で、K2のスタッフからは、漁の釣果に左右され、メンバーさんが安定して働ける仕事を見つけるのが難しいという、海の街ならではの課題もお聞きしました。石巻を気に入ったメンバーが長く住み続けられるにはどうしたら良いのだろう?答えが見つからず、考えさせられました。
松田さん)地元の方とお話をさせて頂いた中で、K2石巻に参加されている方が、一生懸命に頑張っていらっしゃるということを知りました。就労されている方のうち、早い人は毎朝5時に出発しているお話や、先日の台風19号で地元の方が被害に遭われた際、K2石巻参加者はその被害に遭った家の片付けなどをされたと伺いました。横浜を離れ、石巻で自立に向けて頑張っている方たちに、私たちにできることはないのか、今後も考えていきたいと思います。

岩本)うんめぇもん市のお好きな商品やお弁当を教えて下さい。

金子さん)「金華鯖と野沢菜のシャキシャキおかかご飯」(450円)さっぱりした味で飽きずに食べられます。
「しじみのみそ汁」(680円)味噌が粉末でお湯を注ぐだけで簡単に作れるので、職場と家常備し重宝しています。二日酔いの方にもおススメです。(笑)

松田さん)「石巻うんめぇ弁当」(800円)ボリュームがあり、食べ盛りの私(?)にはとっても嬉しいお弁当です。
うんめぇもん市の商品

岩本)読者へのメッセージをお願いします。

金子さん)東日本大震災から9年目。現地では年々支援者が減ってきているとお聞きしました。今や「被災地」は全国いたるところにあり、支援が必要なところもたくさんありますが、「続ける」ことの大切さを感じました。お買い物で復興支援⇒進化躍進応援&若者自立就労支援、続けていきましょう!
松田さん)視察させていただいた石巻では、横浜でひきこもり状態にあった若者が、工場などで一生懸命働いていました。うんめぇもん市の商品を購入することは、そういった方々を応援することにもなると思います。是非、皆さまもご協力ください。よろしくお願いいたします。

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