こんにちは!
今月の応援インタビューはK2家族の会の佐藤 真理子さんです。K2家族の会とは不登校や引きこもりなどの若者の親御さんがつくる保護者グループです。佐藤さんは「うんめぇもん市」部会の活動をリードしてくださっています。
岩本)ではまずK2グループとの出会いについて教えていただけますか?
佐藤さん)2005年頃、息子が不登校気味になり、進学するも中退の繰り返しでした。自他ともに認める教育ママの私は、受入難い現実と格闘していました。「何故、我が子は普通に朝起きて、普通に学校、仕事へ行けないのか」と悩みました。必死で探した他の支援施設でもうまくいかず、親子で難破船のようでした。2009年4月インターネットで「若者自立塾」を実施しているK2インターナショナルグループを見つけ、震える思いで電話をした事を今も覚えています。今息子は自立塾を経て、よこはま型若者自立塾のスタッフとしてにこまるソーシャルファームで働かせていただいています。奇跡は起こるし、祈りは届く。感謝です。
岩本)K2家族の会の活動について教えていただけますか?
佐藤さん)K2のサポートを受けている若者達の保護者の会で、毎月第二土曜日に定例会が開催されています。定例会ではグループワークを通して、自分の事を冷静に語れるようになったり、親同士、貴重な時間を共有し合ったりしています。そして「うんめぇもん市」部会をはじめ、ファーム部会、アロハキッチン部会など7つの部会が自主的に活動しています。「K2」に支えられている親達が、自分達で「K2」のためにできる事は何だろうと日々、思考錯誤しています。この家族会で、親自身が元気になっているのが素敵な事ですね。
岩本)うんめぇもん市の活動について感じておられる事など教えてください。
佐藤さん)この事業が立ち上がった時は、うれしかったです。群馬から参加しているので、K2がある根岸に来るのは月一度だけですが、遠方からでも応援する事ができるのでいいですね。地元の友人、会社の仲間に石巻や東北の美味しいものを薦めて「行商」します。取り扱う食品の種類も定番もあり、旬な生鮮食品もあり、品ぞろえに工夫されているので応援のしがいがあります。
岩本)これからのうんめぇもん市に期待することはありますか?
佐藤さん)まだ知られていない東北の美味しいものをいっぱい紹介してほしいですね。地元ならではの美味しいものを皆さんに知らせたいと思います。
岩本)うんめぇもん市で佐藤さんのお気に入りの物産は何ですか?
佐藤さん)油麩です。常備しておくと便利な優れものですね。お味噌汁に入れるとコクが出て美味しいですし、油麩丼も簡単にできると地元の友人たちには評判がいいですよ。
岩本)最後にうんめぇもん市のお客様にメッセージをお願いします。
佐藤さん)いつも、うんめぇもん市でのお買い上げありがとうございます。出会ったご縁を「忘れないこと・続けること・進化すること」。これからも、よろしくお願いいたします。