うんめぇもん応援団 応援ファイルNo.6 〜 復興までの道のりは長いけれど、 必ず幸せに満ちた故郷を取り戻せますように 〜

うんめぇもん市の活動レポート「やっぺす通信2013年 10月号」より
うんめぇもん応援団の記事を抜粋して掲載しています。

今回は横浜市役所政策局秘書部 政策調査担当部長 荒木田ゆりさんよりお言葉を頂きました。
 
 
 
 
岩手、宮城、福島の海岸をオンボロマイカーで、走った。
力一ナビには、あるはずの郵便局、学校、住宅が示されていたが、ダンプカーが挨っぽい道路を走るばかりの風景に変わっていた。
海岸沿いの橋が流され、山道に迂回を余儀なくされると、こつ然と仮設住宅が現れ、胸が締め付けられた。
今との時間、横浜では震災前と変わらない生活があるのに、ほんの何百キロ離れた地の変わりように言葉を失う。
でも、人々は優しく、明るかった。
海岸からかなり離れたコンビニで「この先まで津波が来たんですよ」と話してくれた人は、大変だったけど、前を向いて生きていく、というたくましい表情だった。
周辺の住民が避難してきた高台のホテルで、震災直後の様子を「語り部ツアー」で伺ったが、厳しい事実とともに、人々の生き抜く力強さ、助け合うことの大切さが伝わり、何より、東北に来て、東北の物産を購入することが復興支援だということを感じた。
復興への道のりは長いが、何としても支援し続けるのが、ことに、福島原発に頼っていた私たち関東で暮らす人閣の責務ではないだろうか。
ことに若い世代は、支援のプロセスで多くを心に刻み、力を発揮できるだろう。
若者自立支援プログラムで活躍している皆さんに心からのエールを送りたい。
ところで、うんめぇもん市では、売っている物産を見ているだけでも、復興に向けた東北の皆様の心意気を感じる。
最近のお気に入りはコーヒ一味のプリン。
夏の間は、ビールのおつまみに干したホルモンをよくいただいた。
熱燗が恋しい季節にぴったりのおつまみを探すのが、これからの楽しみだ。
忘れず、息長く応援し続けたい。